日本
前漢官僚機構の構造と展開(汲古叢書)
日本
前漢官僚機構の構造と展開(汲古叢書)
- 出版社
- 汲古書院
- 出版年月日
- 2024.03
- 価格
- \15,400
- ページ数
- 588
- ISBN番号
- 9784762960802
- 説明
- 2009年に九州大学に提出された著者の博士論文をもとに、監察制度にとどまらない前漢官僚機構の総体的な構造の解明を試みるべく、大幅に改訂した一冊。
目次:
序 章 秦漢史研究の状況と課題――制度史研究を中心として――
第一章 前漢後半期における中央監察の実態
第二章 前漢における丞相司直の設置について――丞相制の展開と関連して――
第三章 前漢武帝期における中央支配機構の展開――所謂御史大夫と御史中丞の分化をめぐって――
第四章 前漢後半期における丞相の政治的位置づけ――丞相の職責における礼制的側面を中心として――
第五章 前漢官僚機構における御史制度の展開
第六章 前漢刺史再考――武帝期における刺史の設置を中心として――
第七章 前漢後半期における御史と尚書――監察制度の展開から見た――
第八章 前漢における内朝の形成――郎官・大夫の変遷を中心として――
第九章 漢代における尚書と内朝
第十章 前漢後半期における官僚機構の構造の展開――尚書の展開と三公制の形成を中心として――
終 章 前漢における統一国家体制の展開と官僚機構の再編
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